カウンターのメニュー表を廃止したことでちょっと評判が悪いようなマクドナルド。本日行ってみたところ、カウンターではなく、入り口とカウンターのあいだあたりにメニュー表を発見。
通路だったところに小さなテーブルを出して進行を妨害しているので、あまり計画的ではないようだ。壁のメニュー表は、他にスペースがないのか、レジの横を奥に進んだところに貼ってある。
カウンターのメニュー表をなくすことで、列に並ぶ前の商品選択を促し、接客所要時間を減らし、待ち行列の短縮（ひいては売り上げ上昇あるいは従業員コスト削減）を目指した意図はよくわかるが、人の行動習慣を変化させようとするなら、もっと気づかれないように、つまり対象に負荷を感じさせないようにすべきなのだろう。非公式とはいえ堂々とツイートしてしまったところがエレガントさを欠いており、そこがマクドナルドにとって、らしからぬ失敗と見なされるに違いない。「なくなります」と言い切り、「必要な方にはお見せします」としなかったところも、バリアフリー的つっこみを待っているようにしか思えない。
