備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

見覚えのある受講生

 顔と名前も一致する見覚えのある学生が、また今学期も授業に出ていると思っていたのだが、その後名簿に名前がないのを見つけた。どうしたのかと思っていたところ、本人からメールが来て、この授業は既に単位を取ったことがわかったので履修を取り消したとのことだった。2(or3)回目の授業まで、それが既に受けた授業であると気づかれていなかったことには、少しショックを感じた。同じ授業なのに、新鮮さを与えていたのだろうか。
 私の方は、最初にかなり強い既視感を覚えたが、単なる気のせいだ(それとも単位は取れなかったのかな)と片付けて、それ以上に疑ってはいなかった。
 そう言えば、読みかけてから、これは既に読んだことのある論文だと気づいたことはある。テレビで流れている映画が、ある場面に来たところで突然、観たことのあるものだと気づいたこともある。