備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

24時間禁パソコン

 ここ数日ほとんど外出せず、したがって起きている時間のうちかなりの部分をパソコンの前で過ごしていたためだと思うのだが、首から肩にかけてが痛くなってきた。そこで、1月2日の0時から24時までパソコンの電源を入れない「禁パソコン」を決めた。確かに肩の痛みは引いてきたので助かったが、同時にいかに自分がパソコン(特にネット)に依存しているか(しかも実際的にというより心理的に)ということが露わになるよい実験にもなった。
 まず、メールが来ているのではないかというのがたびたび気になった。本当はこんなときに緊急のメールなんて来るはずはないのに(だからこそ正月というタイミングで禁パソコンをしているのだが)、気になった。さらに、本を読むなど別のことをしていてちょっと気になることがあり、それは普段ならネットで検索してすぐに調べがつくようなことなのに調べられない、ということが何度かあって少しストレスを感じた。また、テレビ番組表やニュース、天気予報も普段ネット上で見ているので、それらを見られないことに少し抵抗を感じた。今週の外出予定を考えていて気になった公共施設の開館予定も、Y氏に頼んで調べてもらった。
 禁が解けてから最初にしたのはメールのチェック、それからニュースサイトの巡回、そしてこの日記を書くことだった。