国立国会図書館東京新館で開催中の、上記展覧会へ。
この展覧会に出品中の図版は電子データ化もされていて、同時にインターネットでも公開されている。展示物はガラスケースの中にあって、手で触れたりできるわけではないのだから、ネットで見ても同じだと考える人が出てきても不思議ではない。ネットで見られるから足を運ばなくて良いと思うのか、それともネットで知って本物を見てみたいと思うのか、どちらが多いのだろう。人々の行動を知るための面白い実験になっているようにも思える。
会場にもパソコンが置いてあって、そこでは電子化された「展覧会」のページが開いていた。すぐそこに本物があるものの画像をネットで観るという不思議な感覚を味わうことができた。