2006-04-14 タイトルに・・・ うれしい研究生活 長谷川寿紀『犬解剖物語―動物愛護協会との戦い』(新風舎2005年)。 著者は在アメリカの研究者という紹介があったので注文して買ってみた。研究者と愛護団体とのやりとりが研究者の側から書いてあれば貴重な記録だと思ったのだが、動物愛護協会というのは、日本の看護学校でアルバイトをしていたときに、教材の犬を解剖しようとする著者に冷たい視線を浴びせた看護学生たちのことだった。せめてカギカッコつきで「動物愛護協会」 として欲しかった。多分著者のせいじゃなくて、タイトルは出版社が決めていると思うのだが。