300件ある発表とその他の企画を、3日間×8会場に配置するという「プログラム係」の仕事は、予稿集の入稿で終わって、大会直前や大会中は暇になると思っていたのだ。が、そうでもなかった。
直前になって発表者変更や急な用事で発表取り消しの他、タイトルと講演者の変更(って何だ?)もあったとか。シンポジウムのゲストへのお茶くみを仰せつかったとか。人づてにセッションの司会を引き受けてもらった人から、すみませんその時間別の会場で自分の発表が入ってましたという連絡を受けたとか。ATMに運営経費を引き出しに行ったら、一日に引き出せる金額の上限にひっかかってしまったとか。MS-Wordで入稿してPDF化した電子予稿集では図がうまく表示されていない例があったとか。予稿集CDがMacOSでは読めないことに対応したとか。3日続けて昼の時間帯に借りていた教室を何気なく夜になっても使い続けていたら、別の人が夜間仕様予約を入れていたことがわかったとか。
他にもいろいろあったが、終わったら忘れた。よく考えると自分の発表もあった。とにかく終わった。