備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

中学理科に「進化」復活 文科省が素案

http://www.asahi.com/life/update/0915/TKY200709140426.html
 「素案によると、高校から中学に戻すのは、このほか「電力量」「力の合成と分解」「仕事と仕事率」「日本の天気」など。中学理科では新たに「DNAの存在」や「地球の変動と災害」を教える。小学校理科では、現行指導要領で中学に移った「人の体のつくりと運動」や「太陽と月」を戻し、「風やゴムの動き」「物と重さ」「電気の利用」などを新たに教えるという。」ということだ。
 DNAが新しい項目に入っているのは目を引くが、全体としては「昔と同じか」と皆思うのではないか? PISA2006の結果も出ていないのに「ゆとり教育」は見切られたようだ。