備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

新学期

 先週はバタバタしていたが、今週は落ち着いて小学生の通学を見ている。2学期制なので本当はそうは呼ばないのだが、小学校は新学期が始まった。大学はまだ始まっていない。
 小学校では転校生が1人いて、朝会で全校生徒に紹介されたらしい。他学年の生徒にも知らせるなんて、学校の規模が小さいせいかも知れないが、私が子どもの頃より転校生の扱いが大げさになっている気がする。
 ところで、同じ学年の子どものいる中学時代の同級生によると、倉敷の小学校では福島から来たという転校生が2人(きょうだいかも?)いたそうだ。個人的にも東京から去っていた人を何人か知っている(東京からでは「避難者」の数には入っていないのだろうけれど)が、やはり西日本へと向かった。復興庁の資料(PDFファイル)によると、大阪より西で避難者数が一番多い県は岡山県。沖縄が多いのは知っていたが、それと同規模であることを初めて知った。東京に箱物を立てるのも良いけれど、こんなに避難者がいるなら震災からの復興もちゃんとして欲しいと、一納税者として願う。