先日、とあるデパートの「お好み食堂」というところへ初めて入ってみた。ファミリーレストランにも似たようなものはあるので、7歳児はまったく珍しがらないのだが、デパートの上方階で食するお子様ランチが「正しいお子様ランチ」だと思う私は、ちょっと義務を果たしたような気分になった。
チキンライスに刺さる旗が見慣れないものだったので調べてみると、シンガポールとわかる。検索してみると「お子様ランチの旗」セットはいろいろ売られているが、10種セットくらいでは、まだシンガポールは含まれていない。レアものに当たった気分になる。
いろいろな国の旗の存在でお祝い気分を表現するという習慣、解釈も古いものだと思うし、チェーン店ではなくちょっと昔っぽいこんな食堂を配しているデパートも、今では珍しいのだろう。私にとって懐かしいものが、7歳児には新しい。