備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

生鮮食品

 昨夜、スーパーの生鮮食品がなくなっているという情報もあったが、地元駅前で確認した限りでは大丈夫。野菜も果物も豊富にある。ただし、なぜかパンだけがほぼ売り切れていた。
 また雪が降るらしいというので多めに買われたのか、それとも流通の事情で届いていないのか、買う側としては区別が付かない。本当はちゃんと届いていても、届かなくなることを恐れる人がたくさんいたら品薄になり、そのことがさらに緊急購買意欲(?)を生み出すだろう。自宅冷蔵庫に冷凍食品はたくさんあるし(電気が止まらなければ)、5日分のカンパンがマンション倉庫にあることも知っているので、特に自宅食料の心配はしなかった。
 ベランダに生えている小松菜はたいした量ではないが、いざというときの食料不足に備えて自ら育てて補うべしという精神のたまものかも知れないということに気づいた。私が幼いころの実家は、高度成長期だというのに、なぜだかまだ戦後食糧不足の名残があって、庭の樹木は果実が中心で、ニワトリ小屋があり、花壇にはキュウリやカボチャが植えられていた。
 ところで、ベランダの小松菜は9日の大雪の後、食べられた形跡があった。虫のいる季節ではないので、たぶん鳥だろう。雪が覆っていないベランダで、やっとのこと食料を見つけたに違いない。食糧不足は人間だけじゃない。
 昨日の会議は予想外に早く終了。木曜日の入試は大変そうだ。