備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

ユニーク教室

 先日科学史学会でお邪魔した北海道江別市のR学園大学の大教室の座席です。この教室は、すべてこのタイプのモニタ付き座席でしたが、モニタは前方を見る妨げになるため、中央の座席は古い言い方で「超芸術トマソン」ではないかと疑いました。
 学会発表時にも、聴衆は左右どちらかの席に腰掛けていました。発表スライドがこの画面にも映るため、モニタの角度を変えて見ることもできましたが、多くは前の画面を見ていました。モニタ以外の装置はなく、入出力も電源とRGBしかないように見えましたが、もしかするとタッチパネルでモニタ側からも何か送信できるのかも知れません。教室前方の壁に、初年次必修科目らしい名称の科目の座席表も貼ってあって、そこではおおよそ200くらいあるすべての座席に学籍番号が割り当てられていました。普段この教室とモニタはどのように使用されているのか、気になりました。

 暑い日にあまり適切でない昨日の小学校行事のため疲労中。