備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

頑張れ日本の農業

 日曜日の午後、某ニュース放送局で紹介されていた農家の先進的な?取り組みが「水素水」で「還元野菜」。農協全中の会長がインタビューに答えて、新しい試みの日本の農家を紹介する構成の番組。難しい疑似科学的宣伝なんてやめて、「おいしい」「栄養がある」を売りにした方が良いんじゃないかと心配になったが、もしかするとこれが売れるのでしょうか。
 先週ふるさと納税でお礼にもらった埼玉県某市の新米。12kgという触れ込みだったのに、送られてきたのは2袋。袋には「5kg」の印刷表記。半端の入れ忘れかと思いましたが、持ち慣れた5kgの袋より少し重いような気もしていたところ、送った方から電話が・・・。問い合わせが多かったので全員にお知らせしているが、袋の中身は6kgだとのことでした。「おつかれさまです。」ようやく私も、試しにヘルスメーターに載せて重さを確認。確かに6kでした。袋の記載は紛らわしいが、持ってみれば5kgじゃないってわかるだろうと考えていたのだとしたら、核家族化した都市住民の感覚を農家が理解していないということかも知れません。ふるさと納税の第一次産品には、既に何度もお世話になっていますが、慣れていない様子がたびたびうかがえました。うまくいきますように。
 オマーンのインゲンや、トンガのカボチャや、韓国のパプリカも食べますが、基本的に米・野菜は国産派のつもりです。がんばれ、日本の農業!