備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

「脳死は人の死」で対立 臓器移植法、改正案一本化断念

http://www.asahi.com/life/update/0521/001.html

脳死を人の死とする案は河野太郎衆院議員(自民)の原案をもとにしたもの。現行法は第6条の2項で、「脳死」を、移植を前提に臓器を摘出する場合に限り認めているが、河野案はこの項目を削除し、本人の拒否がない限りは家族同意だけでの臓器提供を認める。拒否の意思表示ができる年齢は検討課題とする。
 もう一つの案は、斉藤鉄夫衆院議員(公明)が提案した。脳死を一律に人の死としない現行法の枠組みを維持したまま、本人が意思表示できる年齢を、15歳以上から12歳以上に引き下げる。

 こういう流れ(与党内分裂)になるとは、ちょっと意外。