備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

GPA

 非常勤先の某大学のレポートを読み終わって成績を提出。その際、3割以上「不可」をつけた場合には「説明」が必要であると指示があったので、よく意図がわからなかったが何か書かなければならないと考えて、レポート提出率および出席率の低さを挙げて「実質的授業参加者」の割合は7割もいないという「証明」をしておいた。こういう書き方なら、意図にかかわらず「説明」として成立しているのではないかと考えたからだ。
 どうやらGPA(←全国の大学の教務委員会で話題になっているはずだが、一応参考)の開始と連動した措置らしい。同様に良い成績をたくさんの学生につけすぎても「説明」が求められる。教育の「標準化」ってことかな?