備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

校正のヤマです

 校正ほどつらい仕事はない、とよく思う。
 新しいことをするのではなく、既に行ったことを反芻する。しかも、どこか間違っていないかというネガティブな見方で読むことを強いられる。さらに、既に読んで頭に入っている文章なので、実際目の前にある紙の上に書かれているものを読んでいるのか、既に頭の中に入っているメモリーの中身を読んでいるのか、どっちなのかわからなくなってきて、間違い探し能力も落ちてくる。そうなってきたらもう仕事が続けれらない。