備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

釣り銭切れ自販機

 日曜日の新宿校舎。地下の自販機で、紙コップに入って出てくる70円のコーヒーを買おうと思って100円玉を入れた。
大学内の自販機は、通常120円の缶入り飲料も100円で売っていて少々得した気持ちになるのでときどき使っているが、何だか今日は紙コップに液体が注がれていく様子を見たい気分になったので、普段とは違う自販機を使ってみた。
 ところが、コインを入れても目的の飲料のボタンのランプがつかない。確かにお金は入っているし、売り切れというわけではないようだ。注意して見たところ、硬貨投入口の脇にある、100円玉釣り銭切れと10円玉釣り銭切れの小さな赤いランプのうち、10円の方が点灯していることがわかった。
 手持ちの小銭を探ってみたところ、50円はなかった(というより、ないから100円を出したのだ)が、10円玉が2個あったので、それらを追加してみたところ、小さな赤いランプは消えて無事に購入することができた。
 この自販機の飲み物単価は、ちゃんと見ていないが、50円より高く100円より安いものが多そうだ。考えてみるに、100円1枚で買おうとする人は多いだろうから、10円玉はおつりとして大量に必要になる。それに対して、50円玉は(ほぼ)入ってくる一方になりがちだ。
 釣り銭切れを防ぐためには、普段から極力120円を支払って買うようにすると良いのかも知れない。(いや、10円玉だけを使って買うのが良いのか? いやいや、おつり用10円玉のオーバーフローというのもありえるのか?)