備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

廃インクタンク

 CANONの320iというプリンタが使用できなくなった。
 「廃インクタンク」がいっぱいになったという警告が出たので、ネット上で調べたところ、余分なインクをとりためておく「廃インクタンク」なるものが存在していること、それがいっぱいになったら持ち込んで交換修理が必要なこと、その値段は安いプリンタを買うくらいのものであること、修理者用の隠しコマンドがあってそれを見いだせばあと少しは継続使用できること(当然自己責任で保証外)などを初めて知った。
 また、ここのところ、スイッチを入れたときにランプが数回点灯するという警告を発していたらしいこともわかった。そういえばそうだった気もするが、接続順序を間違ったかなと思ってリセットボタンを押して済ませていた。なので見逃しており、まったく使えない状態になって、初めて重大事であることがわかった。
 5年使った1万円くらいのプリンタなので、買い換えが順当なところだろう。ダメになるまでその存在すら気づかれることのなかった哀れなほど働き者の沈黙の臓器「廃インクタンク」とその本体にお疲れさまを言うことにした。
 余った新品のインクの処理に困るので、使ってくれる方には差し上げます。キャノンの古いインクジェットプリンタ使用中の方は、インクの適応機種に「PIXUX 320i」が入っているかどうか確認して下さい。