備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

ルーズリーフ

 授業準備中の同僚に、ルーズリーフを2,3枚くれませんかと言われた。授業ノートをルーズリーフで作っているということだが、そう聞かれて自分はここのところルーズリーフなど使ったことがないということに気づいた。板書内容などの授業用メモも、だいたいテキストファイルになっている。手書きで書くものといえば、出先で思いついたことや聞いたことを書き留めるメモ帳とポストイットくらいだろうか。前者はあとで打ちなおしてファイルにするもの、後者は一時的で保存の必要がないものだ。
 当然もっているだろうという感じで聞かれたので少し驚いた。図や数式を書くのは手書きじゃないと不便だということなのかも知れないが、振り返ってみれば自分の思考および表現の手段が、限られた種類の文字のみを用いる文字列に限定されているということでもある。