備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

初日とその次

 毎年、1月7日は大学の初日ということになっているらしい。昼頃から人が増えてくる。
 1月8日。さらに学内が賑やかになってくる。試験期間に入ったので、地下のフロアは学生たちであふれかえっている。夕方から卒業生2人と飲みに行く。
 30代半ばまで定職についていなかった我が身を省みると、彼らがちゃんと働いているのかどうか不安になったりもするのだが、修士課程修了後の就職というのは、本当は標準よりかなり遅いのだということに気づく。
 授業の準備とか、試験問題の作成とか、論文を読む仕事とか、優先順位をつけながらいくつかの仕事を少しずつ進めていくが、決してはかどっているというわけではない。まとまった仕事は始められない状態。