備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

日本の商業用原子力発電所の立地地点

 STS研究者の必読書、吉岡斉原子力の社会史 その日本的展開』(朝日新聞出版)は、このたびの新版発行にあたって、図6(旧版では図7)の「日本の商業用原子力発電所の立地地点」をバージョンアップしています。が、「2000年末現在」(旧版では1998年現在)とされていたので(もちろん歴史書なので、意図して2000年で区切っているのだと思いますが)、2010年末現在にしたらどうなるか、2000年末との差分を書き出してみました。
(1)北海道電力
 泊発電所 基数「2」→「3」
(2)東北電力
 東通発電所(新規) 基数「1」 運転開始「2005」
 女川発電所 基数「2」→「3」
(3)中部電力
 浜岡発電所 基数「4」→「3」(*)
(4)北陸電力
 志賀発電所 基数「1」→「2」

新版 原子力の社会史 その日本的展開 (朝日選書)

新版 原子力の社会史 その日本的展開 (朝日選書)

原子力の社会史―その日本的展開 (朝日選書)

原子力の社会史―その日本的展開 (朝日選書)

(*)一基増設、二基運転終了。