同僚の小野一さんが、本を出しました。以下は御茶の水書房のサイトの紹介です。
「赤と緑」の実験とは、新興の社会運動勢力との協働により、時代の問題状況に対して解決の糸口を提示する試みだが、社会民主主義が実際に行ってきたワークフェア改革は、それとは逆方向の新自由主義への無秩序な接近ではなかったのか。いわゆる「第三の道」や、SPD新綱領の批判的検討などを通じて、社会民主主義が「実験」の求める方向での自己改革を行い得なかったことの思想史的意味を解明する。
http://www.ochanomizushobo.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-275-00855-8
「緑」はともかく、「赤」は一般にはもう通用しにくいかも知れないが、専門家向けなので販売に影響はないだろう。
タイトルを読んで、理系の人はどんな「実験」を思い浮かべるのか気になる。