備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

たのしい教育生活

試験期間

勤務先が4学期制のため、昨日まで一部の科目の試験期間でした。大学の行事予定表を眺めていたところ、一瞬「IQ試験」と見えてドキッとしましたが、よく見直すとちゃんと「1Q試験」(第1クオーターの試験)と書いてありました。下に横棒が入っている活…

レポート採点中

例年通りこの時期は採点中。新たな種類のコピペ発見。詳細は企業秘密。毎年授業内容、課題内容は少しずつ変わっているのに。もちろん大半の学生は大変まじめに独力で課題に取り組んでいることは言うまでもない。 ところで話題の事例で言うと、授業中に「云々…

名刺

新しい名刺を作ったらすぐ組織名変更になった話を振ってみた。いろいろな職場に勤める人がいるところだったので、似たよう話がたくさんひっかかった。名刺が古いことをいつもお詫びする習慣があるとか、複数の所属があるので何と書いて良いか困るとかいう不…

業務委託完了報告書兼請求書

単発で教えている非常勤講師先の提出書類が、タイトルのようなものに今年から変わっていました。大学非常勤講師は、通常単年度の雇用契約ですが、その大学では(一部だけかも知れませんが)今年から業務委託契約に変わったようです。多摩川を越えるバスの中…

前半期終了

9月第2週から後期の授業が始まって3週間が終わりました。大学の授業スケジュール的にはもう後半に入っているのですが、名目上は9月末までが前半期ということで起こった出来事を一つ。 前期からずっと授業に出ていて、毎週授業が終わったら、いろいろなこ…

誤変換

どうやったら「乳㌧物理学」などという誤変換ができるのか不思議。 (上文の、カッコ内の文字のうち、2文字目は機種依存文字なので、ちゃんと見えない場合もあると思います。全角1文字分の、記号のようなもので、左上にカタカナの「ト」、右下にカタカナの…

投票障壁

1日の半分以上を東京都内で過ごす埼玉県民は多いというのに、1日の半分も駅そばの期日前投票所が開いていないのは、地元にいる時間の少ない県民の一票の価値を軽んじているのではないかと、1日の半分を新宿ですごす大学生が主張していた。

ライブの意味と出席コスト

とある教員向け研修会があり、告知文に欠席者は必ず録画視聴とあったので、こんなこと書いたら最初から録画ですませようとする人が続出するのではないかと気づき、さらに研修会と引き続き開催するはずの会議の方が中止になったものだから、いっそう出席率低…

子の心親知らず

混雑した路線バスの中で立っていると、他に何もできないので学生の会話に耳を傾けてしまうことがある。先日は父親のツイッターをこっそり見た学生の会話を立ち聞き。 好きなアイドルのことばかり書いていたらどうしようかと怖々覗いてみたところ、無難な書き…

食堂は今日はやってないんですか?

エレベータで「元食堂」のフロアまで上がってきた通りすがりの高齢女性2人組が学生に、そう聞いていました。 まだ開いてないですと返していたので、横から口を出しをして、待っても無駄であることを教えてしまいました。お二人は、学生さんたちどうしてるん…

真実は語られないものの中に

昨日非常勤講師の先生方を招いて懇親会を行いました。 非常勤講師の先生というのは、いろいろな大学で授業をしている(してきた)ので、他の大学のこともよく知っている方々で、そういった人から、本学の学生が、とても明るく、熱心で、まじめである、とても…

学生が知らないカメラマンの正体

いつも大学行事の写真をボランティアでとる元教員の某先生が、テレビ番組で長時間のインタビューを受けていたが、「74歳のカメラ少年」と呼ばれ、職業不詳で新宿で写真を撮り続けている設定になっており、学生も「テレビ出てるよいつも写真撮ってくれるおっ…

学生配置図

毎回こんな感じの教室があります。この学科の必修科目では、どの教室にいっても、このようなフォーメーションに再集合が起こるそうです。(図の「男」「女」はそれぞれ学生3−4人を意味しています。区別はあくまでもドレス上の観点からのものです。)ボーダ…

「幾何学に王道なし」

カッコ付の文字列だったので単に間違えただけだと思うが、「幾何学に王道なし」がエウクレイデスの著書名だったら、今どきの新書みたいで、何だか売れそうである。

新宿7時25分

大学が通学用に走らせている、新宿・八王子間のバスに乗りました。朝7時25分発の便は、座席もほとんど埋まっておらず、道路もガラガラなので大変快適です。始業1時間前に着きます。南口バスターミナルの開業で、乗車時に邪魔になる別のバスも、いなくな…

年末

一昨日は、教職特別課程の修了生で、最近論文審査の厳しくなったという某w大学に通う博士課程の院生を交えた研究室のディスカッション、昨日は字幕の効果を調べるという某研究室の卒論生が授業の一部を録画させて欲しいと言ってきたので打ち合わせ。私の授…

防災訓練

高層ビル内で震災を体験した立場としては気持ちも引き締まる防災訓練ですが、毎年変化があって退屈しないようになっています。今年は同人誌のようなマンガ冊子が頒布されていました。描いたのは元?学生さんでしょうか。

自分の名前で地図検索すると

Googleはしっかりと工学院大学新宿校舎を示しました。教員が新宿と八王子のどちらの校舎に今いるか学生にわかるような仕組みがあると良いと思ったことはありますが、夜中に検索をかけると自宅の場所を示すまで技術は進歩?してほしくないと思います。私のブ…

コンビニ開店

大学内にコンビニエンスストアが開店しました。登校する学生・教職員全員を待ち受けていたのが虹色の電子マネーカードの配布です。赤と緑の置き看板も堂々と出ていますが、これはおしゃれな地下1階のデザイン計画にはなかったインテリアだと思います。 飲み…

新学期

勤務先は本日後期がスタートです。 もともと葉が茂るような品種を選んで植え始めたベランダのアサガオは、年々開花時期が遅くなっているような気がしています。今頃ようやく咲き乱れています。気候や日当たりの関係かも知れませんが、種の採取時期によって遅…

週末は大学行事

八王子の夏の風物詩「工学院大学科学教室」でした。 http://www.kogakuin.ac.jp/feature/curiosity/s_school/

立て看

立て看は大学の顔であると思ってきましたが、最近あまり見ません。このたび演劇関連の3枚が並んだのを見つけ、懐かしい気持ちで写真に収めました。中央の作品名「ニートあつめ」に少し惹かれました。 場所は茨城大学水戸キャンパス。

その研究は何の役に立つんですか

と受験生に聞かれて困ったという大学生の会話が聞こえてきたオープンキャンパス。研究室紹介をする大学生(たぶん学部生)にとっても、良い勉強になっているなあという感想。エレベータがさらに激しく混むので参加人数が増えれば良いというわけではないが、…

二次創作をしている大学生の割合=2割

簡単なアンケートを実施しましたが、おおよそ2割の学生がインターネット上に「別の人の著作物を題材として利用した著作物を公開することがある」と回答しました。今や創作活動は、大学生にとって、よくある趣味の一つです。著作権侵害によって不当な利益を…

見つけられて見つける

先日某駅前で私を見かけたと言っていた学生を、今度は同じ駅前のコーヒーショップで私が見つけた。先に向こうから見かけたと言われていなければ、レジを打っているのがその学生だということに気づくことはなかっただろう。Tポイントカードが使える同じチェ…

テクノストレスはなぜ消えたか

ある学生の方と2人で、テクノストレスについての文献を調べています。私は、テクノストレス論が出てきた時代背景に関心があって、その歴史を少し見てみようと思いました。オフィスにOA機器が広まるにつれて、その使用にストレスを感じる人が出てくるよう…

新学期らしいできごと。

八王子校舎の1年生が、無謀にも新宿校舎の私の研究室を探してレポートをもってきました。どうやら新宿校舎に来てみたかったようす。 「ns.kogakuin.ac.jp」からのメールをGmailがスパム扱いするようになっていました。これは、昨年だか一昨年だかも、ちょう…

名前が似ていると言われたリスト

「教育開発センター」と「学習支援センター」 「学習支援部」と「学生支援部」 「教育推進機構」と「教育支援機構」 「日本工学院専門学校」と「工学院大学専門学校」(*) 初めて聞く方の印象は大切にしたいものです。 (*)は、もうありません。

慣れない年度はじめ

開講初日の火曜日に、間違えて月曜日の授業の教室で1限を過ごしてしまったという学生の相手をする。なかなか珍しい間違いかも。授業は月曜日から始まるとは限らない。 懇親会では、健康科学の新任教員氏をスポーツ工学の専門家に紹介し、30年前の学生時代…

試験監督

混雑した通学バスの中。前に立つ学生の鞄の中に見えた、「チャート式」の文字が入った背表紙と、参考書「シグマベストシリーズ」のマークに注目してしまいました。教科名にも興味はありましたが、女子学生の鞄の中を意図をもってのぞき込む行為は、厳に慎ま…