雪の日に当たったのは不運だが、人の入りは今ひとつ。
専門家向けの富山の会議のときとあまり変わらないようなレベルで、ちょっと「市民講座」とはほど遠い内容もある。相対的な比較だが、やっぱりお医者は(工学者や農学者と比べたら)こういう場での話がうまいなと思わされた。
「ゲノム研究に対する一般市民の意識:全国調査から」の報告では、「中間報告ですが、ゲノム研究の推進に6割以上の人が賛成と答え、反対派2%未満で3割がどちらとも言えないと答えていました」(パンフレットより)ということだそうです。
まあ科研費の「応用ゲノム」研究班がこういう研究をやっても、原子力関係者の「放射線ホルミシス効果」の研究と同じような扱いとしか見てもらえないのかも知れないけれど。