備忘録

科学技術論を専門とする大学教員・研究者である林真理の教育、研究、生活雑記。はてなダイアリーから移行してきました。

試験は終わったが

 会議などで新宿校舎。昨日で試験は終わったはずだが、まだまだ学生が多い。
 感性工学会の大会関係で電話やメールや打ち合わせ。そういえば先日、大会実行委員としての仕事に気をとられて自分の発表をすっぽかすという夢を見た。
 東口のジュンク堂まで、おつかいに行って帰ってくる。ジュンク堂の喫茶店ではイベントをやっていて、外まで声がよく響いていた。ちょっと覗き込みたいと思ったが、「人文」と書かれた名札の番人の人が怖い顔をして立っていたのでやめた。
 『生物学史研究』の校正が、部屋を空けていたあいだに届いていた。
 試験の採点は進まず。昨日の試験では説明内容に該当する人名を書かせるという、とても易しい問題(と信じていたのは私だけらしいが)を初めて出したところ、「フロギストン」はまだしも「エーテル」と書いてあったりするのが試験の見回り中に目にとまって、ちょっとショックを受けていたというのもある。資料持ち込み可なので、読解力の問題だろうか。「フロギストン説」は、フロギストンさんの説であるという誤解があることを知れて良かったと考えて立ち直ろう。逆に、かなり自由に書かせる問題も出してみたが、こっちは努力のあとが見られると期待したいところだ。