近所の公園。ベビーカーで1歳児を連れ回しているとき。PHSが鳴った。
某学会事務局にあるパソコンの、某委員会用のパスワードを忘れたのだが知らないかという電話だった。覚えていたので感謝された。
電話を終えて数分後、私はこの委員会をもうやめているので、パスワードを知っているのは本当はおかしいということに気づいた。本来なら委員交代時にパスワードを変えるべきなのだろう。しかし、聞く方も答える方も、そんなことをつゆも考えずに口頭でパスワードをやりとりしているあたりに、大学人のセキュリティー意識の低さが出ていると言えよう。
ちなみに、そのとき横にひかえていた1歳児は、私のポケットのPHSを取り上げ、顔の横にもってきて「もしもし!」「はいー!」と叫ぶのが大好きだ。先日は電卓で同じことをやっていた。W-ZERO3は折りたたむタイプの電話ではなく、同じ面上に液晶とボタンが並んでいるので電卓とは見かけ上の類似性があるということを教えられた。